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2018/11/21

給湯器が凍ったらどうする!? 対処法をご紹介



冬になると心配なのが、給湯器の凍結です。
水が出なくなってしまったり水漏れが発生したりと、さまざまな問題が発生するでしょう。お湯は寒い冬場において大切なライフラインの1つなので、早急に解決したいところですよね。

今回は給湯器が凍ってしまった場合の対処法についてご紹介します。本格的に寒波がやってくる前に確認しておきましょう。


■ここ最近の冷え込みによって給湯器のトラブルが続出


「異常気象」が各メディアをにぎわしている昨今、冬場の冷え込みが問題になっています。記憶に新しいものだと、2017年の冬場には、近年稀に見る大寒波が列島を襲いました。1970年以来、実に48年ぶりの低気温による給湯器の凍結に、慌てた方も多くいらっしゃることでしょう。

2018年は暖冬になることが予測されていますが、それでも油断はできません。なんせ現在は異常気象のまっただなか。2017年のような寒波は、いつ襲いかかってきてもおかしくないのです。


■氷点下の日や風が強い日は要注意


「給湯器が凍るのなんて、北国の寒い地域だけなのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、そんなことはありません。凍結に注意すべきなのは気温が氷点下になる日です。

1、2月ごろは全国的に0度を下回る日が出てきます。北海道や東北地方だけではなく、西日本でも注意しましょう。また風が強かったり、雪が降ったりする日は黄色信号です。防護策を講じておく必要があります。


■「水道配管部分」の凍結に注意しよう



では給湯器全体のうち、どの部分が凍結する可能性が高いのでしょうか。
一般的に「外気にさらされている部分」は凍結しやすいと考えられています。風や雪の冷たさがダイレクトに伝わるので、気温以上に水温が下がってしまうのです。

給湯器のなかで露出しているのは「給湯器の本体」「追い炊きの配管」「給湯の配管」「水道の配管」の4箇所。なかでも給湯器内部には凍結を防止するためのシステムが組まれている場合が多いので「給湯器の本体」と「追い炊きの配管」はめったに凍りません。また「給湯配管」は暖かいお湯が通過する管なので、こちらも凍結する恐れは低い。

よって、最も気をつけるべきは「水道配管」の部分です。
外気にさらされているうえに金属製の管が使われており、保温材もほとんど用いられていない。さらになかには冷たい水が通っているので、最も凍結の危険性が高い部分でしょう。事前に、断熱材を巻くなどの処置をしておくことをおすすめします。


■給湯器が凍結してしまった場合は?


処置をしていても給湯器が凍ってしまった場合、いくつかの対処法が考えられます。
王道であり唯一の安全な解決策なのは「自然解凍」です。しかし長時間待たなければいけないので、すぐには解決できないのがデメリット。しかし、今のところ他におすすめできる対処法がないのが現状です。

ドライヤーを吹き付けたりお湯を直接かけたりして、無理に氷を溶かす方がいます。管が破損してしまう可能性がありますのでやめましょう。

ただし水道管ではなく給水元栓が凍結している場合は、栓にタオルを巻いて30℃ほどのぬるま湯をかけることで、解凍する可能性があります。

ジェステックでは故障に関する緊急のお願いにもできる限り対応しますので、給湯器関係でお困りの方はお気軽にご相談ください。