2018/3/1
環境にもお財布にもエコな照明とは?
皆さんこんにちは、東京都文京区で営業している株式会社ジェステックです。
皆さんのご自宅はLED照明ですか?
白熱球や蛍光灯に比べ寿命が長く、エコだということで普及しつつあるLED電球ですが、まだよく知られていないことなどを含め、基本知識をおさらいしてみます。
そもそもLED電球とは?
LEDは“Light Emitting Diode”の略で、日本語では「発光ダイオード」と呼ばれ、電圧を加えると発光する半導体素子のことです。光の三原色「赤・緑・青」のうち、開発が遅れていた「青」が実用化され、3色を使った「白」のLED一般照明が登場しました。
日本では、2009年5月から2011年3月まで実施された、家電エコポイントの交換対象製品としてLED電球が一般に普及し始めました。現在でも政府が個人事業主や中小企業に対して、LED照明などの省エネ製品を入れ替え導入する際の補助金など優遇制度を行っており、注目の製品です。
白熱球に比べると明るさはどれくらい異なるの?
LED電球の明るさの単位はルーメン(lm)という単位で表わされます。ルーメン値が大きいほど明るいのです。LED電球が白熱電球の何ワット相当かという比較は、白熱電球のルーメン値が目安にされています。しかし、白熱電球とは光の広がり方が違うため、同等ルーメンのLED電球でも、同じような明るさを得られない場合もあります。
LED照明の特徴は?
LED電球には白熱電球にないメリット、また利用する上で注意すべき点があります。
【メリット】
★ 寿命が長く、電球交換の手間がかからない
(白熱電球の寿命は1000~2000時間程度、電球型蛍光灯は13000時間程度、LED電球は4万時間程度)
★ 消費電量が少ないため電気代が安くつく
(LED電球の消費電力は白熱電球に比べ約1/5で、電球型蛍光灯と同等)
★ 頻繁に点けたり消したりしても電球の寿命は縮まない
★ 衝撃に強く、壊れにくい
★ 紫外線を出さないため虫が寄りつかず、室外での使用にも向いている
★ スイッチを入れるとすぐに明るくなる(点灯に時間がかからない)
★ 消費電力が少ないため、二酸化炭素の排出量も少なく環境に優しい
【デメリット】
★ 価格は以前に比べ下降傾向にあるが、購入コストが白熱球に比べると高い。ただ使用可能年数が白熱球よりも長いので長い目で見るとお得になる。
★ 熱に弱く、浴室など熱がこもる場所での使用は損傷の可能性があるため、使用できる場所か確認する必要がある
★ 先ほどもお伝えしましたが、360°均一に光が届く蛍光灯に対し、LEDは光の放射が均一でないため、場所によって明るさが異なります。
電球寿命の長いLED電球は、長期的に考えれば電球コストも電気代も白熱電球よりも安価です。
デメリットとされる点の特徴を理解して賢く使えば、それを上回るメリットの恩恵にあずかれます。LED電球は快適で、環境にもお財布にも優しい照明です。また、電球交換の際に転倒してしまいけがをしてしまうという危険性も事前に回避できます。
ご自宅の白熱灯や蛍光灯を見直して、LEDで生活の質を上げてみませんか?